SEOを実施する際には気をつけておくべきことはいくつかあると私は考えていますが、その中でももっとも大切といっても過言ではないと思うことが、「SEOに正解はない」ということです。
Yahoo!やGoogleなどの検索エンジンはあまり多くの情報を公開していません。インターネット上や書籍などで効果がある!と謳われている数々のテクニックは、あくまで、効果があると「思われる」方法です。どれだけ信頼できる人が発信している手法であっても、もしかしたら間違っているかもしれないということは、常に頭に置いておく必要があります。正解を見分けることも、正解を導きだすことも、誰にもできないことなのです。
同じ対策であっても、効果があるときとないときとがあります。それは、個々のサイトの状況や狙っているキーワードに影響されます。他サイトで効果があった対策が必ずしも効果的であるとは言えないのです。検索エンジンのアルゴリズムも変化しているため、同じSEO対策であっても陳腐化することが考えられます。
結果が出るまでに時間がかかるのもSEOの特徴です。実際に順位が上がった際にも、はたしてそれがSEO対策の成果なのか、アルゴリズムの変化によってたまたま順位が上がったのかが非常にわかりづらいのです。
これらのことが影響し合い、正誤の判断がつかないようなSEO対策の数々が流布されているのです。
発信者は実際に効果が得られた正しいSEO対策であると思って情報を発信していますので、必ずしも発信者に非があると言えないのもSEOならではの特殊な事柄です。
常に変動し続けることがSEOの特徴の一つです。だからこそ正解がないのです。
しかし、その変化に逐一ついていき、対応を繰り返すのは実質的には不可能です。
大きな変化には対応し、ある程度の変化には目をつぶるような寛容さも時には必要かもしれません。
また、変化に振り落とされないためにも、短期的に効果があるけれども道徳的にグレーな手法に手を染めないことも大切です。
時には疲れて休んでしまうことがあったとしても、諦めずにこつこつと続けていくことが、実は一番効果的なSEO対策なのではないかと、私は思います。